
どれほどの人が集まるのだろうと向かった先には男女15名が。どの時代にもあったモヤモヤをやっと表出しやすい社会になってきたのかもしれない。

「家事を手伝って偉いね」という言葉をかけられている人を想像する時、その人の性は男だろうか女だろうか。日々の会話や行動の中でふとした時に浮かび上がるジェンダーに対する意識の差。それぞれが抱える男女の違いによって生じるモヤモヤを棚卸してみようと、〈まちスポ飛騨高山〉にてブレインストーミング会が開催された。





席替えをした先に貼ってある言葉を呼び水に議論を展開していくことも。


2度の席替えをした先で個々の体験を共有し、共感し合うこともあれば、過剰に意識し過ぎなのではという鋭い意見も飛び交う。関心がある人の集まりとはいえ体験談も興味分野も三者三様だったが、身近な人との間では感情的になりやすいテーマも、この会では建設的に向き合えていたように思う。願わくばまちの酒場でもこの夜のようにフラットに話せるようになるといい。