CATCH THE NOW! | 2025.11.27

宮川朝市の終点にて。深煎りの極上エスプレッソを。

SANGEN
店内の写真
宮川の辺りに位置する。カットした御影石を使ったカウンターの背には、五箇山和紙を貼った可動式の壁面。その向こうには、〈M & Company〉のツアーサービスの中で楽しめる日本酒テイスティングのため茶室のような空間が広がる。御影石は地元〈砂原石材〉によるもの。

1日の始まりに、小さなカップをクイっと傾けてエスプレッソを楽しめる。そんなコーヒースタンドが宮川のほとりに。店主・白石さんのコーヒーカルチャーの原点でもあるヨーロッパのコーヒーをベースとしたこの店で提供されるのは、彼がかつて学んだ地元老舗カフェ〈フロール〉有巣さんのオリジナル。

 

エスプレッソの写真
「地元の方にも気軽に楽しんでいただきたい」と、エスプレッソは450円にて提供!

ミルは有巣さんから譲り受けた名器〈MAZZER(マッツァー)〉をオーバーホールして。

しっかりと深くローストしたその味わいを〈EL Rocio〉のハイエンドモデル〈Ragen〉のエスプレッソマシーンで堪能できる。

 
エスプレッソマシーンの写真

近年注目を集める〈Ragen〉のエスプレッソマシーンで。

カップとマシンの写真

目を引く内装のコンセプトの通底にあるのは「禅」。限られた空間の中に機能的で引き算された美しさを表出させた日本的な美意識を感じさせるこの店舗デザインは〈ブルーボトルコーヒー〉の店舗を手がけてきた設計事務所〈TANK〉によるもの。

銅の柱の写真

引き算の効いた空間には、この後の経年変化が見応えありそうな銅の柱がオブジェのように。

メニューの写真

床の間に飾る「軸」のようにかけられたメニュー。

宮川朝市も賑わう午前中のみに営まれるこのスタンドで、香り高いコーヒー時間を。

白石さんの写真
「海外の方が心惹かれるのが日本の空間や手仕事の細部に宿る美。それを感じられる空間を目指して、タンクやディレクターの山際悠輔くんとセッションしながら作り上げました」と白石さん。

ショップ情報

盆栽の写真
この盆栽が表に出ていたら開店中の合図。店名は「草をかき分けて真理を追求する」意を持つ禅語「撥草参玄(はっそうさんげん)」に由来する。

SANGEN

場所
岐阜県高山市下三之町55(Google map)
営業時間
8時~12時
定休日
月休

これは2025年11月25日発刊の月刊BLESS誌面にて掲載された内容です。

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